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2022.12.13
尽くしすぎに注意!!負のスパイラルとは?尽くしすぎてしまう女性の方へ
INDEX
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- 相手の為に尽くしすぎてしまう行動とは
- 頑張る女性が『“辛く感じる”』瞬間とは
- 【注目ポイント①】尽くすことで自分の存在価値を確認していませんか?
- 【注目ポイント②】「尽くす事」と、「都合のいい女/都合のいいヒト」の違いに気が付いていますか?
- 【注目ポイント③】『自己犠牲が大きすぎないか』注意をしていますか?
- 隠れた自己犠牲をちゃんと見極めよう
- 都合のいい女になってしまうと、人間関係が崩壊しやすい!?その理由
- 尽くしているのに、ありがとうや感謝・評価が薄らいでいく理由
- 「愛情」・「評価」が欲しいだけなのに“逆に得られなくなってしまう”理由とは
- 尽くし過ぎると、パートナーとの対等性が揺らぐ
- 尽くすことで、本当の自分との乖離が苦痛で、疲れる
- 尽くすこと以外での“人間関係の築き方”が分からなくなってしまう理由
- そんな尽くしすぎてしまうスパイラルから抜け出す対処方法
- さいごに
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相手の為に尽くしすぎてしまう行動とは
相手のために尽くしすぎてしまう行動とはどんなものがあるでしょうか?
例えば女性の場合は、頼まれてもいないのに彼氏のごはん(お弁当)を作る、掃除・洗濯をこまめにする、夜中の電話に長時間付き合う、「会いたい」と言われたらいつでも何時でも会いに行く、彼氏の都合に合わせて動けるように予めスケジュールを空けておくなど、このような行動は知らないうちに自分がやってしまっていることも多く、どんどんと「都合の良い女」になってしまっていることも少なくないのです。

頑張る女性が『“辛く感じる”』瞬間とは
誰かのために自分が一生懸命になれるって、とても素敵な事です。
しかしある時、自分が必死になることで得られる“誰かのメリット”と、“自分のデメリット”が釣り合わないなー。と、感じてしまう瞬間があります。
その瞬間、“なぜ・どうして私だけつらい思いをしなくてはならないのか”という想いが芽生えて、自分が頑張れている意義が崩壊してしまうこともあるものです。
【注目ポイント①】尽くすことで自分の存在価値を確認していませんか?
相手のために尽くすことによって自分の存在価値を確認している、存在意義を感じられる、という意見は実際には多い傾向にあります。背景にあるのは「自信のなさ」「(相手の為に)ここにいて良い」という安心感の乏しさがあるために自分の存在価値を確認するために、こういった“尽くす”といった行動に走ってしまう事があります。

【注目ポイント②】「尽くす事」と、「都合のいい女/都合のいいヒト」の違いに気が付いていますか?
相手の為に尽くすことは、プラスの側面ももちろんあります。自分と相手の需要と供給のバランスが保たれてお互いに良い関係を築けているのであれば、相手に尽くすこと自体は何も悪い事ではないからです。むしろその場合には、お互いの絆を深め合うきっかけにもなると思います。
しかし自己犠牲が大きかったり、相手の為に合わせて自分が行動をしすぎてしまったり、決定権や自分の意見すら相手の行動や都合に合わせ“すぎて”しまう場合には、相手の為に“尽くしすぎている「都合のいい女/都合のいいヒト」”という表現が適切な状態になってしまっているのかもしれません。
【注目ポイント③】『自己犠牲が大きすぎないか』注意をしていますか?
「尽くす事」と「都合のいい女/都合のいいヒト」というのは、誰しもが最初は気がつきにくいものです。違いに気が付くポイントとしては、「自己犠牲が大きすぎないか」という点に尽きるのではと思います。また、自分が尽くしている相手以外の人と交流を持ってみることは、自分の行動を顧みる良いきっかけになります。

隠れた自己犠牲をちゃんと見極めよう
“相手が喜んでくれる”という嬉しい反面に、隠れた自己犠牲をちゃんと見極めることは大切です。
あなたの行動の結果、彼氏の喜ぶ顔が見られた時は、本当に嬉しい瞬間だと思います。でもその結果として「自分の時間が取れない」、「友人や家族との関係を断つようになった」「楽しみにしていた趣味を犠牲にした」「自分の仕事を犠牲にした」等の行動に、もしかして『私って、自己犠牲が大きすぎない?』と感じるポイントがあれば、“尽くしすぎ要注意”です。
都合のいい女になってしまうと、人間関係が崩壊しやすい!?その理由
尽くした時間と金額・エネルギーに見合った“お返し”を意識せずにはいられなくなる時もあります。尽くすことが継続すると、これだけの時間や金額・エネルギーをかけた行為であれば、相手はもっと喜んでくれるだろう、私の事をもっと愛して評価してくれるだろう。といった『もっと!』という感情が一層強くなってくるからです。
このような期待が自分の中で膨らむ一方で、実は相手にとっては、プレッシャーに感じたり、自分に合わせすぎた行動が逆に息苦しく感じる、更には尽くしてくれた後の「後味の悪さ」といった、ネガティブな感情が段々増えてきてしまうのです。
尽くしているのに、ありがとうや感謝・評価が薄らいでいく理由
『こんなに尽くしてくれる彼女が愛しい』から「“うれしい”と思わなくては」「彼女がここまで尽くしているのだから、“自分も応えなきゃ”」という窮屈な思いを抱いたり、次第に「そこまでしてくれるのはなんだか“悪いよ…”」といったネガティブな感情への移行も重なってきてしまいます。その結果、尽くされている本人も、『自分は本当に感謝しているのか、それとも・・・』といった微妙な反応をしてしまい、結果として信頼関係性を破綻させてしまうこともあるのです。
「愛情」・「評価」が欲しいだけなのに“逆に得られなくなってしまう”理由とは
『もっと』という感情は次第に、お互いを疲弊してきてしまいます。
自分が尽くすことで、相手も感謝や愛情表現を最初は返してくれるために、「もっと愛してほしい!」、「私だけを見てほしい」「あなたと離れたくない(別れたくない!)」といった感情が次第に大きくなって、【尽くす】ことによって、【相手の愛情をコントロール】しようと推し進めてしまうことがあるのです。
そのような状況で、同時に相手の感情が、「感謝を要求されている感じがする」「好評価を求められていて窮屈だ…」「ここまでしてもらわなくてもいいのだけど、悪いな…」とネガティブ変化してきていることに気が付かずに、二人の親密な関係は崩壊してしまう事が多いのです。
尽くし過ぎると、パートナーとの対等性が揺らぐ
尽くすことは、相手の愛情を引き出す手段の一方で、相手の都合ばかりに合わせていると次第に自分は本当に相手から好かれているのか、必要とされているのか、大切にされていないのではないか、ということが不安になってきます。
尽くし過ぎると、段々と不安や自分の価値に関して揺らぎを生じてしまうからです。
というのも、彼も仕事もパートナーである“あなた”に対して「いつでも自分に合わせてくれる存在」「頼めば何でも請け負ってくれる存在」として見なし、「大切に扱わなくなったり」、「あなたより他の事を優先する」ようになってしまうと、「都合の良い女」に成り下がってパートナーの関係の対等性が崩れていることに気付いてしまう事も多いです。
相手との関係性に悩み、頑張ってきた自分の行動が正しかったのか、これでよかったのか、という迷いが生じて不安や抑うつ症状が強くなってしまう事もあります。
尽くすことで、本当の自分との乖離が苦痛で、疲れる
尽くすことで、自らのハードルを上げてしまっていることもあり、「できる女」「気が利く女」が繕った表面に出てしまう事もあり、「もっと弱い自分」という面がなかなか相手に出せなくて、ひたすら仮面をかぶった振舞いをし続けることに、耐えられなくなったり、本当の自分と理想の自分に対する疑問と不安、そして違和感が募ってしまうのです。
そして、時には『できない自分』『完璧でない自分』『自分を好きになれなくなったり』と自己評価を下げてしまい、落ち込んだり自信を無くしてしまう時もあるのです。
結果として、尽くすことで、自分を“良く見せようとしすぎて”しまう疲れが生じてしまうのです。
尽くすこと以外での“人間関係の築き方”が分からなくなってしまう理由
「相手のために」「何かしてあげる」ことでアイデンティティや自分の存在価値を維持してきているため、“尽くして彼を支える”というその方法をなかなか手放すことが出来ずに葛藤する方もおられます。また、“尽くす”以外の方法での人間関係の構築・維持の仕方が分からないという方も少なくないのです。
そんな尽くしすぎてしまうスパイラルから抜け出す対処方法
尽くことは時に、人間関係やきずなを強め合うこともあります。しかし、尽くしすぎることは禁物。知らないうちに人間関係や自分にまで変化を与えて負のスパイラルを起こしてしまうのです。
趣味や楽しかった事、リラックスできることはありますか?リラックスしたり自分の時間・自分のリズムを大切にすることは、自分を大切にするということです。
疲れた時は思いっきり自分のペースで過ごしてみることも大切ですよ。
“自分がいないと、私が頑張らないと”と使命感や愛情を持って、一生懸命取り組むことはとても素晴らしい事です。ですが、そんなあなたを大切に想い、対応してくれる人も沢山います。尽くしすぎて疲れてしまった時には少し立ち止まってみてください、自分に対する存在価値をもう一度見直してみる大切なきかっけとなります。
気を遣わなくても良い相手として、友人や家族と過ごしてみることは、気分転換となったり、自分の飾らない姿を見つけることができます。
尽くすことばかりがあなたの良いところではないということに気づくためにも自然体でいられる場所は大切です。
自分の存在や頑張りは、ある環境下でしか評価されないわけではありません。
『あなたの本当の良いところは、他人にはすべて分からない』そんな冷静さも時には大切です。
そしてカウンセラーなどの専門家とのカウンセリングも有用です。冷静になってみることで、自分を客観的に見つめなおしてみる機会にもなります。
さいごに
どこかに共感できる部分はありますか?
この記事を読んでみて、『自分もそうかもしれない』と共感する部分や、共感のあとに生まれる『こうしてみようかな』という“あなただけの想い”、ぜひお聞かせくださいね。
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