子育て
2023.04.18
9頑張っているのに。なぜかいつも満たされない。その頑張りの向かう先、見つめなおしてみませんか?
頑張っているのに。なぜかいつも満たされない気持ちの時
A:頑張っても満たされないなー。と思う時ってある?
B:ある!!
B:満たされないなー。とか。
A:とかって?
B:やっぱり、頑張ってもうまくいかないなー。とか。
A:まだあるの????それじゃ、頑張っても楽しくなくなっちゃうじゃん?
B:ほんと、そんな感じよー。
Dr:頑張っているのに満たされず達成感がなくなってしまうのはどうしてでしょうか?
ふとした瞬間に『目標を達成するメリット』を感じなくなってしまう時
もちろん一定の期間を経ずとも、ふとした瞬間に、『頑張って目標を達成すること』に、意義やメリットを感じなくなって、頑張る『目的』が見失われてしまう時があります。
その場合、何で頑張らなくてはならないのか、何で耐えなければならないのかといった疑問もわいて、頑張っても仕方がない・報われない、頑張っても満たされないと感じてしまうなどの感情が起きてしまいます。
あなたはどっち?目標には『社会』あるいは『個人』の価値観とは
頑張っているのに満たされないと感じてしまっているあなたへ、貴方の頑張る目標は何でしょうか?満たされないと感じてしまう時、頑張りの方向性が、誰かや社会を意識した目標となっていないでしょうか?
社会的な価値観の一例
『昇進する事』・『給料があがること』・『部下を持つこと』『上司に頼りにされる事』『ハイスペックな夫を持つこと』など、社会が作り出した価値観が目標である方もいると思います。
個人の価値観の一例
また頑張る目標が、『旅行に行くこと』『好きな釣りをたくさんする事』『好きな車を手に入れること』『友人とレストランでゆっくりと食事をすること』といったもっと個人的な価値観で設定した目標である方もいると思います。
【注意①】タイミングも重要。経過とともに、頑張りが報われにくい目標もある
もちろん「社会的な価値観」・「個人の価値観」のどちらの目標であっても、悪いものでも不十分でもありません。
「社会的な価値観」は時間が経つと達成されづらくなることも
しかし「社会的な価値観」が目標になっている場合、ある一定の期間を経ると、達成がしづらくなってくることもあるという点には注意が必要です。つまり、入社したてや新人の頃は、経験が増えるごとに昇給や昇進といった目標や達成感が得られやすいですが、ある一定の期間経てくると成熟した経験を持っていても、なかなか昇進や昇給が見込みづらくなってくるものです。
時期や年齢に応じて、価値観や目標は変化させるべきである
このように『社会的な価値観』に基づいた目標は、時期や年齢に応じて、上手く設定していく必要があるのです。
【注意②】自分の頑張りが、誰かのためになっていませんか?
自分のための目標に設定をすることは大切ですが、家族や仲間など、社会的なつながりは我々の行動にとても大きな影響をもたらします。
時に、自分の為だけの目標や行動をとり続ける事は不可能な時もあるでしょう
そんな時、『相手のために』といった目標を考えないといけないかもしれません。またその為に、頑張っても『今まさに自分が満たされない』気持ちを感じてしまうこともあるかもしれません。
自分を主語にした目標に置き換えてみて
しかし、もしそのような時は、『相手が喜ぶ顔を見たいから』『子供の成長が見たいから』というように、自分が主語となる目標として考えてみることも大切かもしれません。自分がこうなりたいから、こう感じたいから頑張ってみるという目標も素敵なことだと思いますよ。
自分の考え方によっては同じような目標であっても感じ方が、違う時もあります。
【注意③】頑張るために、大きなものを我慢しすぎていませんか?
頑張っても満たされないと感じてしまう時、その頑張りのために、大きなものを我慢していませんか?自分の休息時間や、人間関係や健康など大切なものを我慢しすぎてしまっていると、それだけ大きな疲弊感が出やすく、頑張っても満たされないと感じてしまうことも多いものです。
【注意④】理想と現実のギャップが大きくなっていませんか?
理想と現実のギャップが大きすぎる時こそ、自分の頑張りが徒労感になってしまわない様、一層の注意が必要です。
もちろん、理想をしっかりと持つことはとても良い事です。
貴方の頑張る目標はどんなものでしょうか?もし現実と理想のギャップが大きい目標である場合には、目標を達成するというよりも、現実と理想のギャップを埋めるという行動に終始しやすい傾向が、達成感はなかなか得られにくいこともあります。
また、理想は遠いほど目標がぶれやすくなり、理想はとどまるところがないので、頑張っている・行動しているのに“まだまだ届かない”といった徒労感が更に強くなってしまいます。
つまりは、その理想と現実のギャップが大きい時には、理想と現実のギャップを埋めるための頑張りとなったり、達成感が得られにくく徒労感へと置き換わりやすくなります、また理想がふんわりして目標に際限がなくなってしまう点にも注意が必要なのです。
時には複数の目標を設定してみよう
もし理想と現実とのギャップが大きい場合には、現実的な到達目標を複数設定してみることは大切です。資格取得などのスキルアップ、人との交流の時に取り組んでみる行動などのステップは大事です。
特に婚活や就活で、理想と現実のギャップが大きい時には徒労感が非常に大きくなる傾向があるように思います。ギャップが大きい、あるいは現実は思うようにいかないことが多いからこそ、一つ一つ丁寧に取り組める目標や達成を得てみることも大切ですよ。
【対処法①】頑張っても報われないと感じた時。『個人の価値観』に基づいた目標も上手に取り入れてみて
“頑張っても報われない”・“頑張っても満たされない”と感じ始めた時こそ、自分の価値観に基づいた目標や頑張りを見直してみるチャンスです。自分のための目標となるように、行動をしたり設定をすることは大切です。とても個人的な価値観に基づいた目標であっても大丈夫なのです。
「好きな旅行のために今を頑張る」「欲しいものを購入するために今を頑張る」「楽しく食事をするために人付き合いを工夫する」など、自分のために一つづつ目標を考えてみてください。
【対処法②】話すだけでも大丈夫。立ち止まって見直す冷静さも大切
自分の中の想いを話してみませんか?
そうは言っても、頑張っている時こそ、周りが見えづらく、苦しく閉塞感を感じることはあるかもしれません。少しでも、自分の目標や今の状況を立ち止まって冷静に見直すきっかけになればと思います。もし共感するところなど、貴方のお話を聞かせてくださいね。










